4W-02
Deep Learningの学習曲線を用いたCAPTCHA
○坂井麻守,森田 光(神奈川大)
人とコンピュータのアクセス元の判別を行うために, CAPTCHAが利用されている. CAPTCHAの初期技術では判読しにくい文字を用い, 人とコンピュータの画像認識力のギャップを利用した. その後, コンピュータの画像識別能力の向上とともに, 立体物のCAPTCHA, 更には, コンテクストを問うCAPTCHAまで提案されている.
著者らは, コンピュータによる解析の特性を探るため, コンピュータによる攻撃のなかでも優れた識別能力を示すDeep Learningを比較対象に, CAPTCHAの構成法を考察した. 具体的には, Deep Learningから得られた学習曲線を使って, CAPTCHAの画像を与える構成法を提案する.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会