4V-01
床指紋を用いた室内位置推定手法の高速化
○藤田貴大,藤田 悟(法大)
床指紋は場所ごとに床面の模様、傷、汚れが異なっており、その違いを判別することで撮影位置を推定するという手法である。床指紋の先行研究では、この床指紋を用いて実際に位置推定が行えることを示した。しかし、照合にかかる時間が長く、位置推定にリアルタイム性がない問題や、床面によっては床指紋の照合に失敗する問題があった。そのため、本研究では床指紋の照合にGPGPUなどを用いて並列処理を行うことで実行時間を短縮しリアルタイム性の向上を目指す。また、床指紋の照合で行なわれている特徴点マッチングのペア数を増やすことで、今まで床指紋の照合に失敗した床面でも正しく照合を行う方法の確立を目指す。

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