4U-04
在宅環境における睡眠時無呼吸症候群簡易検査のための無拘束計測システムの提案 〜高感度圧力センサを用いた臥位・無呼吸の状態判別〜
○徳冨あゆな,鏑木崇史,栗原陽介(青学大)
睡眠時無呼吸症候群の検査には、医療機関で行う精密検査があり、呼吸に関する項目以外に、睡眠の質、体動、臥位の項目について評価される。一方、在宅で実施する簡易検査が精密検査に先立ち行われる。これらの検査は拘束性のあるセンサを使用するため、患者の精神的・身体的負担になり、患者本来の状態を評価できない可能性がある。また、簡易検査では精密検査の一部のみを実施しているため、情報が欠落している。著者らはこれまでに無拘束で生体情報を計測し、睡眠段階を判定するシステムを提案してきた。本研究では、無拘束生体情報計測システムの情報を用いて無呼吸区間の判別を行う。さらに、精密検査のみで実施される2つの項目、体動と臥位の情報を付与するシステムを提案する。

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