4S-05
手首一周型ディスプレイの情報表示位置決定における加速度センサ利用に関する一検討
○谷田佑貴,藤波香織(農工大)
近年,フレキシブルディスプレイを利用したデバイスの開発が活発に行われている.そのため,今後ウェアラブルデバイスは身体や衣服に直接身に付けることが可能となるため,持ち運びに優れたものになる.また,スマートウォッチといった従来のディスプレイ搭載デバイスは,フレキシブルディスプレイの利用により画面範囲が拡大する.しかし,画面範囲拡大により,情報表示位置とユーザの腕の姿勢が影響し,情報取得が困難になる場合が発生することが考えられる.そこで,本研究では加速度センサを利用した,ユーザが目線変化のみで情報取得可能な位置を推定手法を考案し,動的な情報表示位置制御を行うことを目指している.

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