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公共の場における人の移動計測法
○斎藤浩平,花泉 弘(法大)
駅などの多くの人が集まる公共の場で人の移動を計測することは、セキュリティの観点から重要である。短時間に大多数の人が同じ方向に移動しようとすれば、何か異常な事態が起こったことが予想されるし、周囲と異なる移動パターンは不審な行動と捉えることができるからである。提案する手法は、個々の人を追跡するのではなく、人の移動を流れとしてとらえることを大きな特長としている。背景差分法で抽出した移動体は、3次元の時空間に展開すると、ちょうどトンネルのように記録される。これらのトンネルの方向を計測して、支配的な人の移動方向を計測する。

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