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道路シーン中の歩行者の置かれている状況の認識 -歩行者の体向き推定の基礎検討-
○熊本浩二,山田啓一(名城大)
車の自動運転や運転支援システムの更なる高度化のためには、個々の対象の認識・検出に加えて、その対象の置かれている状況の認識が必要だと考えられる。
本研究では,歩行者の行動予測の鍵になると考えられることから,車載カメラ画像から道路シーン中の歩行者の置かれている状況を認識することを目的としている.また,歩行者の置かれている状況の基礎的な検討として,体向きを推定する問題を扱う.本発表では,画像上における歩行者とその周辺の情報としてセマンティックセグメンテーションの結果を利用するとともに,歩行者の置かれている状況をCNNを用いたクラス分類器で推定をする手法について述べる。

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