4N-05
スマートフォンを用いた射撃用標的採点システム
○附田大輝,中屋敷かほる,坂東忠秋(関東学院大)
射撃競技は10m先に設置された標的を撃ち、着弾した位置で点数を競う競技である。普段の練習では点数の判断は標的を撃った本人が目視で確認する。しかし、標的に重なった穴(弾痕)を目視で確認することは困難であり、時間がかかる。本研究ではOpenCVのライブラリを用いた画像処理ソフトを開発し、弾痕の重心位置を算出する。標的は10cm四方で中心は黒丸、周囲は肌色であり、標的画像から肌色と黒色を抽出することで標的に空いた弾痕を検出する。更に、2発目・3発目の弾痕が重なったときでも、重心座標の移動量から2発目・3発目の重心座標を算出できることを示す。

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