4J-08
ソフトウェアの更新差分情報を用いたテストケース生成手法
○櫻井佳樹,岸 知二(早大)
ソフトウェアテストのひとつの手法としてる制御パステストがあるが、プログラムの規模や網羅基準によっては実行経路数が爆発的に増大するという問題がある。
そこで我々は、1)修正を施した箇所には再び欠陥が混入することが多い、2)欠陥はモジュールの依存関係などによって伝播することがある、という2つの仮定をおき、これらに基いて優先すべき実行経路を抽出することでテストする実行経路数を減らすことを考えた。
本研究では、ソフトウェアのバージョン差分の情報に着目し、変更があった箇所と、そしてその部分と依存関係のある部分にも優先度を与え、優先的にテストすべき実行経路を導出する手法を提案する。

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