4J-07
テスト順序を考慮したペアワイズ法によるテストケース生成手法
○木村健太,岸 知二(早大)
ソフトウェアの不具合を検出するためのテストは、ソフトウェア開発において必要不可欠な作業であるが多くの時間や工数を要する。さらに多くのソフトウェアは入力パラメータの組合せ方によって異なる挙動を示す。入力パラメータの組合せ方を扱うテストは組み合わせテストと呼ばれ、その代表的な手法としてはペアワイズ法が挙げられる。一方テストにおいてはテストを行う順序も重要となる。例えば動作環境などのパラメータを変更するために大きなコストがかかる場合には、できるだけ変更回数が少ない順序で実行する方が有利である。そこで本研究では、ペアワイズ法に順序性を考慮した拡張を行い、テスト順序が考慮されたテストケース群を生成する手法を提案する。

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