4F-04
PET-CT画像を用いたがん自動診断システム - 小さな異常集積の抽出アルゴリズム
○金子つばさ,後藤田結(Realmedia Lab.),中原理紀,陣崎雅弘(慶大),有澤 博(横浜市大)
医療画像であるPET(Positron Emission Tomography)とCT(Computer Tomography)を用いた診断は、全身のがんをくまなく精査することができるため、がん検診や再発の検査に利用されている。がんを初期の段階で発見することは重要であるが、小さな集積は数スライスにしか映らないこともあり、PET画像とCT画像を合わせて600枚以上もあるスライス画像を1枚ずつ調べるのは、専門の読影医にとっても負担が大きい。本研究では、小さながんに焦点をあて、全身のPET-CT画像の中から小さな異常集積を抽出するアルゴリズムを構築し、精度の評価を行った。

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