4F-03
PET-CT画像を用いたがん自動診断システム - 特徴量の計測・表示による定量的画像診断
○後藤田結,金子つばさ(Realmedia Lab.),中原理紀,陣崎雅弘(慶大),有澤 博(横浜市大)
PET(Positron Emission Tomography)とCT(Computer
Tomography)を組み合わせた画像診断技術は、非侵襲であるうえに一度の検査で全身の「がん」を初期の段階から発見できることから非常に有用性のある診断技術である。しかし合わせて600枚以上もあるスライス画像を探索して異常領域を発見し、がんかどうかの判断を行うことは専門の読影医でも困難であり、自動診断技術が望まれている。本研究ではPET-CT画像をコンピュータで解析し、近年注目されているテクスチャ解析の技術を応用した特徴量を含む、定量的評価が可能な計測値をPET-CT画像と同時に表示することで医師の診断を支援する医療画像ビューワを開発し、有用性の評価を行った。

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