4D-04
大規模環境における悪意あるアクセスポイントの検知方式の検討
○石倉 禅,竹内 格(NTT)
無線LANにおける悪意あるアクセスポイント(Rogue AP, RAP)は、攻撃者が正規に設置されたAPに偽装して設置するAPを指し、個人情報窃取やマルウェア感染等の被害の前段である。そして、多くのセキュリティ有識者がRAPへの注意を呼び掛けながら、対策は一部の企業内ネットワークや個人の注意深さに留まっているのが現状である。本研究では、不特定多数の利用者が出入りするオープンな施設でも安全にWi-Fiを利用するため、RAP対策技術を確立することを目的とする。大規模Wi-Fi環境におけるRAP対策として、IEEE802.11標準機構であるローミングを利用したRAPの検知手法を本発表で提案する。

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