4C-02
スパース・モデリングを応用したマハラノビス・タグチ法による異常検知
○大久保豪人,永田 靖(早大)
マハラノビス・タグチ(MT)法は品質工学(タグチメソッド)における代表的な手法であり,実用的な統計的異常検知手法として,我が国の製造業を中心に広く普及している.特に近年では,センサー等から取得されたデータをもとに設備機器の運転状況監視へ適用された事例も報告されている.本報告では,このMT法にスパース・モデリングに基づく精度行列の学習プロセスを導入した新たな異常検知手法を提案する.そして,提案手法は従来手法に比べ,手法の解釈容易性が高いだけでなく,異常原因の特定や学習データの過剰適合対策としても有用であることを示す.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会