3ZD-05
口コミを利用した感情可視化マップシステム
○山田朋輝,高山 毅(尾道市立大)
近年、SNSなどの普及により、口コミを利用した観光システムが注目を集めている。口コミの内容には「楽しい」などの感情が含まれていることが少なくなく、これらのデータは有効活用できる可能性がある。既存のソーシャル観光マップシステムでは、観光スポットによって口コミの評価数の差異が見受けられることが少なくなく、少ないスポットほど選択されにくい危険性がある。そこで本稿では、投稿数の差異を緩和するため観光スポットをエリアとして表示し、口コミの感情データの中で有用性のある感情をマップ上にエリアで可視化するシステムを開発する。本システムにより、「ソーシャル観光マップの有用性の向上」、及び「観光者の観光スポットの訪問数の増加」を促すことを目指す。