情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

少子高齢化や景気の低迷などの課題を解決するために、地域の活動に期待が高まっている．しかし、地域活動を行う住民は限定されており、少人数で活動を行っている．地域活動をすることは、地域の愛着心や地域の発展につながり、地域全体での活動が重要である。しかしながら、地域活動をしていない住民にはその活動内容などの情報が伝わらない傾向にある。
そこで、地域情報を拡散するために、本研究では、住民の配信する地域情報をオープンデータ化し、その情報をもとに、地域住民にとって身近な情報取得手段である地域広報誌を自動で作成するシステムを構築する。実際に愛知県瀬戸市において公開されている「瀬戸発！まるっと地域力」の情報を使い、実証実験を行う。