情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

一般に、観光情報サイトでは、利用者を問わず画一的に観光スポット情報が提供されている。そのため、ある観光スポットを初訪問する観光者等には、情報量が過多の状況が発生し得る。一方、多数回訪れているリピーター等には、未知の情報が不十分で物足りない情報提供となり得る。そこで本稿では、観光者に適切なレベルで観光情報を提供するシステムを開発する。具体的には、観光者のある観光スポットに対するレベルを『初級・中級・上級』の3つのグループに分ける。そして、適正レベル診断機能または自主選択によって、観光者が適切なレベルで情報を提供されるシステムを開発する。