3ZB-05
速度差を考慮した自転車とスマートフォン端末を用いた路面異常検出
○鈴木隆二,高橋淳二,戸辺義人(青学大)
社会基盤のメンテナンスは重要事項であるが,コスト面などの問題により調査が十分に行き届いていない.この問題に対して,我々は参加型センシングとして
自転車走行中にスマートフォンの加速度センサでデータを取得し,実信号マザーウェーブレットにより信号のモデルを作成することで路面異常の検出を行うYKOBを提案している.YKOBは多くの人が参加することを想定しているが,取得したデータには個人間・信号間で特徴の違いがある.そのため,路面異常を検出した際の速度を算出し,速度から生まれる信号の違いを補正することで信号間の相関を高め,路面異常の検出精度を向上させることを提案する.

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