3ZA-08
複合現実空間におけるメニュー操作のための前腕を用いたインタラクション手法の提案
○浅井拓己,小川修平(立命館大),大槻麻衣(筑波大),柴田史久,木村朝子(立命館大)
実世界と仮想世界を実時間で融合する複合現実 (Mixed Reality; MR) 空間では,仮想データを実世界に提示し,操作することが可能である.しかし,仮想データを操作するために必要となるメニューをMR空間のどこに表示し,どのように操作するのかはしばしば問題となる.例えば,顔の正面に表示する場合,メニューが視界を覆ってしまい作業の障害になることや,空中に浮かんだメニューに対するタッチ入力となるため触感が得られず操作感に欠けることなどがある.そこで,本研究ではメニュー操作を行う際,常に手の届く範囲にあり,直接触れることで触感を得ることもできる前腕(肘から手首までの部分)を活用したメニューを提案する.

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