3ZA-05
VR環境におけるカードゲームのためのタンジブルインタフェースの検討
○大川恭平,中村喜宏(日大)
昨今存在するVRコンテンツの多くは視覚や聴覚を利用して没入感を高めているが、触覚はあまり利用されていない。例えば、従来のカードゲームはコントローラを用いてカードの操作(選択、移動、めくりなど)をしているが現実のカードを使う場合と比較して、直接的な操作感に乏しい。ジェスチャーを用いた場合は現実に近い動きで操作ができるが、触覚を得られないため、操作に違和感があり正確な操作が難しい。そこで、本研究ではARマーカーを印刷したカードを用いて直接操作するタンジブルインタフェースを提案する。具体的には操作するカードの位置を認識し状況に応じた適切な絵柄を合成する。本発表では、提案方法とその評価法について検討する。

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