3ZA-04
VR環境におけるピンチ動作を用いた視覚に頼らない文字入力方法の検討
○二本松拓哉,中村喜宏(日大)
VR環境における従来の文字入力方法は、空間上に仮想キーボードを出現させコントローラを用いてポインターを動かしボタンの押下で文字選択するものが多い。しかし仮想キーボードの表示は、支配者的アプリケーションの妨げとなり、コントローラでは小さなキーの的確なポイントが難しいという問題点があった。本研究では2つの指先を接触させる「ピンチ」動作を用い、そのまま8方向いずれかに移動させた後、指を離すことにより文字の入力を行う方法を提案する。この方法は接触する指を変える事で4つのモードが使えるため4×8の計32文字を直観的かつ視覚に頼らず入力ができる。本発表では提案方式とその評価法について検討する。

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