3ZA-02
視線ジェスチャ検出とそのユーザインターフェースへの応用
○庄林祐太,藤江真也(千葉工大)
視線情報を入力として,情報機器をハンズフリーで効率的に操作できるインターフェースを提案する.マウスジェスチャを視線情報を用いて実現し,9種類の斜め方向を含んだ視線の動きによるジェスチャと瞬目(まばたき)の組み合わせにより入力を行う.従来手法では,自然な視線行動を視線ジェスチャと誤認識してしまう,ジェスチャによっては入力に時間がかかるといった問題があった.そこで本研究では,確実に操作できるインターフェースのための,視線ジェスチャの識別方法と入力方式について検討した.各視線ジェスチャの尤度をジェスチャ終了の判定に用いること,自然な視線行動のモデルをガベージモデルとして用いることで,精度の高い視線ジェスチャ検出を実現することができた.

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