3Y-05
個人に特化した対話システムのための対話とSNSを用いた応答手法の構築
○三木康太,宮部真衣(和歌山大)
近年,天気や経路の情報提供などのユーザ支援だけでなく,雑談等を目的とした
対話システムが増えつつある.
しかし,話者の情報を学習・利用する対話システムは少なく,個人利用を想定し
たものはより少数である.
話者の情報を蓄積することによって,その話者にとっての第2の自分のようなも
のとなり,自分に関する記憶や情報を引き出す際に使用することが可能になる.
本研究では,対話とSNSを通して話者の情報を記憶し,話者の外部記憶のように
動作するシステムを構築する.
提案システムへと話しかけた内容を,話者の記憶としてシステムに蓄積すること
により,記憶させた情報を取り出せるようにする.
また,対話システム利用意欲の向上を目指し,記憶した情報を利用した,話者に
合わせた応答を実現する.

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