3Y-04
メガネ型センサデバイスを用いた人間関係の推定
○赤瀬涼太(富山県大)
良好な組織維持には,組織における人間関係推定が重要である.そのためには,組織内の上下関係を推定し,組織構造を把握する必要がある.本研究ではユーザーに負担の少ないメガネ型センサデバイスを用いて,会話中の相手との上下関係を推定する.会話する相手が装着者にとって目上にあたる人間だった場合と異なる場合では,緊張,集中,リラックスなどの内面状態に違いが出てくると考えられる.一方,内面状態によってまばたきに特徴が出ることが知られており,本研究ではこのまばたきの変化を利用する.具体的には,メガネ型センサデバイスを装着して会話している人のまばたきの回数と強さを測定し,会話相手と装着者の上下関係推定を行なった.

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