3X-07
VSMにおけるバーチャルツアー方式
○大野光久,田中慎之介,沼田祐希,吉田眞澄(筑波学院大)
本学ではつくば市の地域再生計画の一環として,VSM(バーチャルスタディマップ)の開発に取組んでいる.これまでに画像メディアとして名所旧跡のCGや道路の経路マップを作成した.本稿はVSMの有効活用として,能動的な情報提示を目的としたバーチャルツアーシステムに関する要素技術の開発内容である.特に情報は利用者の臨場感を創出する手段として,人間の動きを基本とした技術を開発した.具体的には名所旧跡に対する誘導と可視化を目指し,誘導は歩行速度の定量化,可視化は視覚範囲による画像生成を構築した.歩行速度は歩容から導いた言葉と物理的法則の対比で定量化した.画像は身長と視野を考慮することで臨場感を実現した.

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