情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

本論文では、小中学生が従来よりも楽しく効果的に英語の学習を行う方法の1つとしてモーションセンサデバイスとVRの技術を用いた英単語教材を提案する。ゲーム性に加えてVRの没入感を追加することで、自分だけの仮想空間に没入することが出来るようになり、集中した学習を行うことが出来る。更にモーションセンサデバイスで自分の手を動かして学習をすることによって、脳だけではなく自分の身体を使って学習することが出来るため、より効果的に学習を行うことが出来るのではないかと考える。それを検証するため、本研究では小中学生に対して従来の英語学習との比較をする実験を行う。出題単語数は、小中学生が学校で習う約600単語の中から20問程出題し、従来の学習方法に比べて楽しむ事が出来たか、何単語覚える事ができたかを評価する。