3X-05
タブレット端末を用いた拡張現実感による履歴書の手書き支援システム
○長谷川力,牧野光則(中大)
手書きで履歴書を作成する際に、より早くかつ正確に作成できることを支援するために、本稿ではタブレット端末を用いた履歴書の手書き支援システムを提案する。システムは、マーカ認識による拡張現実感技術によって罫線と手本の文字を実物の履歴書に重畳表示する。このとき、システムはマーカの配置によって記入枠の大きさを認識し、それに応じて表示される一行あたりの文字数を変更する。さらに、マーカ位置をシステムが記憶することで、記入中にマーカが認識されなくなっても、重畳表示を継続する。システムが搭載されたタブレットは卓上に固定される。また、システムの操作は画面のタッチのみで可能であるため、ペンを握ったままで操作できることから、システムはユーザの履歴書作成作業を妨害しない。

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