3W-03
サーバ操作時の打鍵情報による継続的な個人認証手法の検討
○梶原 礼,河合博之,納富一宏(神奈川工科大)
現在,パソコンなどの端末を利用する際,パスワード認証による本人確認が多く用いられている.しかし,パスワード認証は端末の利用を開始する際にしか用いられないため,何らかの方法でパスワードを突破されてしまうと,第三者による悪用を防ぐことが出来なくなる問題点がある.この問題を解決するには,端末の利用中に継続的な本人認証をおこなう必要がある.そこで本研究では,キーボード打鍵時のログを取得し,タイピングの特徴から利用者の判定をおこなう手法を提案する.これにより,利用者の利便性を損ねることなく,継続的な認証が実現すると考えられる.今回我々は,提案手法の有効性を確かめるための検証実験を実施した.その結果について報告する.

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