3V-06
住空間におけるユーザ環境理解のための状況変化の可視化
○宮坂光太朗,桐山伸也(静岡大)
場を共有する人がみな快適に過ごせる住空間環境の構築を目指し、空調サービスを例に、ユーザの心的状態と環境の状況をマルチモーダルセンシングできる住空間実験場でデータ収集と分析を進めている。温度・位置・機器の運転状態等の客観データからユーザの主観的な体感状況を推定する技術の実現に向け、多様なセンシングデータを3D表現した住空間シミュレーション画面上にマッピングする機能と、時間変化を再現できるアニメーション機能を搭載した状況可視化ツールを開発した。本稿では、開発したツールが、ユーザの体感温度等の変化を引き起こした要因を、多様なセンシングデータと紐付けて解釈する仮説生成の作業を効率化できることを示す。

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