3U-07
周辺ノードにおける位置情報と受信信号強度に基づいたセンサネットワークのための位置精度改善方式
○山本 恵,木村成伴(筑波大)
センサネットワークにおいて,ノードの位置情報を取得するため,高出力かつ
位置特定可能なアンカノードを少数配置し,それらの情報から,APIT
(Approximate Point in Triangulation Test)を用いて,各ノードが自身の位
置を推定するアルゴリズムが提案されているが,観測可能なアンカノードが少
ないと推定精度が悪化するという問題がある.そこで本論文では,十分な精度
が得られなかったノードは,高出力でメッセージを発信し,周囲の位置特定済
みノードから,その位置情報とそのノードが受け取ったメッセージの受信信号
強度を取得することで,自身の位置精度を改善する方式を提案する.最後に,
シミュレーション実験により,提案方式の有効性を確認する

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