3T-05
車体傾きを許容した自転車シミュレータの提案
○石田雄紀,島田哲哉,植田晃一朗,金田重郎(同志社大)
既存の自転車シミュレータでは,走行時の視界が狭く,車体傾きを許容することができなかった為,臨場感が不足していた.これらの問題点を改善するために,傾きを許容し,走行データを取得できるシミュレータを提案する.提案シミュレータの走行環境はUnityというゲームエンジンを用いてCGで作成した.また,大型のスクリーンを5つ用いることにより自転車乗車時に必要な広範囲の視界を確保した.これらにより,現実世界で自転車を走行した際とシミュレータで走行した際の走行データを比較すると,より現実に近いものとなった.提案シミュレータでは既存のものよりも臨場感が向上している.

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