3S-07
省電力なセンサとエッジノードの協調分散処理による消費電力の調査
○藤原聖司,梅木寿人,森田達弥,荒川 豊,諏訪博彦,安本慶一(奈良先端大)
現在のIoT環境ではセンサデータの蓄積や処理はクラウド一極集中で行われている.そのため,超多数のIoT機器の普及に伴う膨大なデータの送信によるトラフィックの圧迫やそれに伴う電力消費の社会問題化が懸念されている.
上記課題を解決するため,我々は従来クラウドで行われていたデータ処理や機械学習を省電力IoT機器群が連携し自律分散的に行うことで省電力化することを目指す.
本稿では省電力センサにSenStick,エッジノードにEdisonを用い,両者がセンサデータを協調分散処理し,クラウドに送信するプロトタイプを作成する.そして,その消費電力を調査し,協調分散処理の効果と実用への問題点について考察する.

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