3N-05
植物病害自動診断システムの為の広範囲にわたる葉領域検出の試み
○諏訪勝元,藤田恵梨香,川崎雄介(法大),宇賀博之(埼玉県農業技術研究センター),鍵和田聡,彌冨 仁(法大)
植物病害は,生産量低下を招くだけではなく経済的な被害を及ぼすため,早期発見ならびに適切な処置を行うことが必要である.しかし診断には人的,時間的コストが大きいため,植物病害自動診断システムが求められている.そこで,近年深層学習を応用した植物病害自動診断システムが提案されはじめてきた.しかし,これらのシステムでは,入力は葉が一枚写った画像に限定されているものが多く,広範囲の圃場における診断へ課題が残されていた.そこで本研究では定点カメラで撮影された圃場の画像を想定し,広い範囲の葉が写った画像から,後段の診断システムへの入力画像領域を検出する手法を検討し,結果を報告する.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会