3L-04
声質・伴奏・楽曲全体の印象評価結果の関係分析
○吉久怜子,伊藤貴之(お茶の水女子大)
近年アマチュアの歌手が自ら既存の楽曲を歌った作品を投稿する「歌ってみた」という作品形態が登場した。この結果として、同一の曲を多数の歌手で聞く機会が増え、楽曲と歌手の相性を意識しやすい状況が発生した。音楽の印象評価に関する研究は多数存在するが、その声質と伴奏の印象評価結果にどのような関係があるかを分析した研究は少ない。本論文では伴奏、歌声、およびこの二つをミキシングした録音完成品(以下これを楽曲と呼ぶ)それぞれを被験者実験によって印象評価することにより、三者間にどのような関係が存在するかを分析する。

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