3H-04
Reed-Solomon符号を用いた修正積符号による不均一誤り訂正符号の構成
○高橋 悠(法大)
情報源符号化された音声のディジタル情報は,雑音に対してその保護の度合いが異なる.これらの情報を雑音から保護する誤り訂正技術の一手法に不均一誤り訂正符号がある.そこで本論文では,音声符号化への適応を視野に入れ,保護の度合いに応じて3レベルを有するReed-Solomon(RS)符号を用いた修正積符号による不均一誤り訂正符号を提案する.
これは,RS符号を組み合わせて符号化する2次元に構成された符号である.第1段のRS符号は,3つの部分符号を有する非組織符号である.そして第2段の符号は,通常のRS符号である.最後に,ガロア体GF(2^3)上のRS符号を用いた不均一誤り訂正符号の符号語例を示す.

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