3F-05
平成28年熊本地震での熊本県立大学における安否情報システムの活用
○鍋田真一(静岡学園高),湯瀬裕昭(静岡県大),澤田道夫,相良宗臣(熊本県大)
静岡県立大学では,東海地震に備え,1999年に安否情報システムを試作し,その後も改良と運用を行ってきた.2011年発生した東日本大震災をきっかけに,安否情報システムの機能や安否確認項目の見直しなどを行い,新たに軽量な安否情報システムを開発し,運用している.平成28年熊本地震の際に,熊本県立大学に安否情報システムを提供した.その際,熊本県立大学向けのカスタマイズを行い,システムに新たな確認項目の追加などを行った.熊本県立大学への安否情報システムの提供や熊本県立大学での利用状況,安否情報システム利用に関連したアンケート結果などについて報告する.

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