3D-06
暫定対処を考慮したITシステム障害対処プラン自動生成システムの検討
○永井崇之,鈴木克典,村瀬香緒里,江丸裕教(日立)
企業情報システムの運用管理作業において、障害対処作業は特に迅速さが求められる。そのためには、障害原因箇所の特定後、障害対処プランの作成に要する時間を削減する必要がある。特に性能障害発生時は、原因となる障害を取り除くための対処プランが効果を発揮するまでに時間を要すると、プラン実行中に更なる性能の悪化を招き、重要なサービスの停止に繋がる恐れがある。本研究では、障害の根本原因に対処するプランを提示するとともに、重要なサービスへの障害波及を応急的に回避する暫定対処プランを必要に応じて提示することで、管理者が適切な対処プランを迅速に選択、実行可能とした、障害対処プラン生成システムを提案する。

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