3D-05
鉄道における輸送障害時の復旧見込み予測システムの研究開発
○日高洋祐,野崎真希,三田哲也(JR東日本)
鉄道交通においては計画されたダイヤに対する運行精度の正確性は世界一と言われるが、輸送障害が発生するとダイヤに対する正確性が担保されず大きなサービス低下となる。また今後のオンデマンド交通等流動予測に伴う運行ダイヤの最適化においても、運行障害の問題は大きな影響がある。そこで本研究開発では、輸送障害が発生し運行が停止されたケースを想定し、その復旧・運行再開までの時間を予測するシステムを考案した。具体的には、過去の発生事象をモデル化し、その影響因子を統計処理によって抽出する。システムにはその影響因子を入力し、再開過程で判明する影響因子もリアルタイムに反映、復旧予測時間の再計算を行うシステムとその評価について報告する。

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