3D-02
自立型防災通信ステーションにおける2種類の衛星インターネットの活用
○湯瀬裕昭(静岡県大),鍋田真一(静岡学園高),伊藤裕二(メディア・ミックス静岡),小坂弘史(スカパーJSAT),柴田義孝(岩手県大)
南海トラフ巨大地震などの大災害の際には,長時間の停電や通信の途絶が起こる可能性が高い.大災害時の通信手段を確保するため,太陽電池とバッテリーによる電源と衛星インターネット接続装置を備えた自立型防災通信ステーションを開発している.自立型防災通信ステーションは,2種類の衛星インターネット回線と無線LANへの接続装置を備えている.本研究では,自立型防災通信ステーションが備えている2種類の衛星インターネット回線の活用方法について検討し,静岡県立大学の防災訓練の際に2種類の衛星インターネット回線を活用する実証実験を行った.2種類の衛星インターネット回線活用についての検討内容や実証実験などについて報告する.

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