3D-01
Wi-Fi過密環境における自律チャネル制御へ向けた通信品質予測手法
○梶田宗吾,天野辰哉,山口弘純,東野輝夫(阪大),高井峰生(阪大/カリフォルニア大ロサンゼルス校)
東京オリンピックを控えWi-Fiの可用性向上が期待される中,都市部におけるWi-Fiの無秩序な周波数利用が通信品質に与える影響は無視できないものとなっている.この状況に対し,我々はWi-Fi過密環境において既存のアーキテクチャの範疇で自律チャネル制御を行うアクセスポイントの提案を目標としている.本研究では,自律チャネル制御においてアクセスポイントがチャネルを切り替える際に指標とする通信品質予測手法の提案を行う.提案手法は,チャネル切り替えを行う時に最も高い品質を提供可能なチャネルを瞬時にアクセスポイントに示唆することが可能となるよう,高精度なシミュレーションと機械学習に基づく関数として設計している.

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