2ZF-06
教育現場におけるヒューマノイド型ロボットのいじめ抑制に対する効果に関する研究
○西山幸寛,井手広康,奥田隆史(愛知県大)
近年の第三次産業におけるヒューマノイド型ロボットの活躍から,将来的には教育分野で広く利用されることが考えられる.また,学校ではいじめが問題視されているが,いじめの原因は相互関係にある各個人が価値観に差異をもつことに起因している.一方,ロボットには価値観を自由に設定することができるため,学校にヒューマノイド型ロボットを投入した場合,いじめを抑制する効果が期待できる.そこで,本研究ではマルチエージェント・シミュレーションを用いて人とヒューマノイド型ロボットとを共存させ,どのようなロボットの価値観あるいは振る舞いがいじめの抑制に効果を表すのか検証する.

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