2ZE-07
多読支援のための単語の分散表現を利用した語彙予測
○谷本祐次,安藤一秋(香川大)
英語のリーディング力を向上させる学習法の1つに多読がある.多読では,教材に使われている単語のレベルが学習者の語彙力に適していることが重要である.そこで,本研究ではWeb上で提供されている英字ニュースに対して,学習者の既知である単語の割合等を表示する多読支援システムの構築を行っている.本稿では,単語の分散表現等を利用し,学習者の語彙をSVM(Support Vector Machine)で予測する手法を提案する.評価実験では,ベースライン素性で予測精度が低かった学習者において,単語の分散表現を素性に加えることで,予測精度が向上することを確認した.

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