2ZE-06
ヒューマノイド型ロボットの動作を利用した言語技術向上手法の検討
○二井 克,加藤翔冴,宇都宮陽一,奥田隆史(愛知県大)
思考を論理的に組み立て,相手が理解できるようにわかりやすく表現する技術を言語技術という.欧米の小児教育では子供の言語技術を向上させるために絵を利用した手法を用いる.その手法では,子供に絵を見せ,絵のテーマや絵に描かれていることを分析させる.既存手法は教材として主に絵本を利用する.しかし,絵本では人の動きなどの複雑な情報を表現することができない可能性がある.そこで本研究では,絵本の代わりにヒューマノイド型ロボットの動作を利用する手法を提案・検討する.具体的には,人間の動きをロボットで表現し,ロボット動作のテーマや動かしている関節などを分析させることで言語技術の向上を試みる.また,提案手法を発話分析により評価する.

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