2ZE-01
近距離無線通信を利用した幼児向け言語学習環境の構築
○中山洋輔,江川莉奈,富田遼大,芳賀博英(同志社大)
我々は、デジタルと現実世界を繋ぐ研究を行っている。本研究ではその一環として、箱型のインタフェースを用いて、実際に体を動かして、しりとり遊びをさせるシリアスゲームの開発を行った。箱型のインタフェースはArduinoとRFIDリーダ、RFIDタグ、スピーカーを内蔵している。左右両隣の箱とのRFIDを用いた近距離通信により、ユーザの動作を認識することを可能にした。それぞれの箱のタグとリーダが接近したときに、スピーカーから効果音を出すことにより、ユーザが直ちに正誤を認知できるようなっている。以上の機能を組み合わせた箱型インタフェースを作成することにより、しりとり遊びでひらがなやモノの名前を、従来の学習よりも楽しんで学習することのできる環境を構築した。

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