2ZB-03
高齢ドライバの公道上における運転行動特性分析の試み
○中西賢汰,多田昌裕(近畿大)
現在、わが国では急速な高齢化が進行しており、運転免許保有者全体に占める65歳以上の高齢者の割合も年々増加している。一方、交通事故総数は減少傾向にあるが、65歳以上の高齢者による事故発生件数は横ばいの状況が続いている。高齢者の事故発生原因を見ると、安全確認行動の不足による事故が大多数を占める。本研究では、筆者らがこれまで自動車教習所と連携して取り組んできた安全運転講習で計測した運転行動データやハザード知覚テストデータなどを用いて、高齢者がどのような場所において、どのようなリスクの高い運転をする傾向にあるのか検討する。

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