2Y-04
粒子群社会モデルを用いた集団ダイナミクスの聴覚による理解
○高野佑紀奈,鈴木麗璽,有田隆也(名大)
Social Particle Swarmモデル(SPSモデル)は,自己駆動粒子系を用い,社会集団における関係性の連続的な変化を表現している.具体的には各粒子が人の心を表し,ゲーム利得に基づく粒子の動きで心理的関係の変化を表す.本研究ではモデルの動きを提示する方法として,和音や音の高低を利用した立体音響によって,粒子ダイナミクスを可聴化して理解する手法を提案する.システム試作により,粒子群のもつ心理状態が和音の長調・短調によって直接的に知覚できることや協力者集団の生成と崩壊の繰り返しを臨場的に認識できることが示された.

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