情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

本研究では、複数のユーザがグループを形成しWebブラウザ上でリアルタイムな情報共有を行うグループブラウジングシステムを開発する。本システムではマウスポインタをグループメンバそれぞれのアバタとして扱う。アバタには任意の画像を指定できる。自分と同じURLのページを閲覧しているメンバのアバタが自分のWebブラウザに表示され、それらと直接的なインタラクションを行うことができる。また、各メンバは外部の中継サーバを介して共有すべき情報の連携を行っており、グループメンバ間による投票、チャット、ページ移動の機能など、リアルタイムな情報共有環境をブラウザ上に実現している。本システムは複数人での調べ物やエンターテイメントなどに応用が可能である。