2W-01
RPLにおける自律ノードに基づいたセキュア通信方式の提案
○小山峻矢,中村嘉隆,稲村 浩(はこだて未来大)
IoTの普及を始めとするRPL(IPv6 Routing Protocol for Low Power and Lossy Networks)を用いたネットワーク構築が着目されているが,これらは端末リソースや信頼性の限られた無線ネットワーク(LLN)であるといった特性から,従来のセキュリティ技術を用いたセキュア通信の実現が困難である.このような問題に対し,アクセス認証を利用する方法もあるが,内部ノードの攻撃を防げないなどの課題が残されている.本稿では,ネットワークに参加する各ノードの自律制御に基づく,共通鍵暗号方式を基盤としたLLNに適応するセキュア通信方式の提案を行う.

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