2V-09
可視光通信において誤認識の検出および訂正を可能にする色変調方式の提案
○北中 央,岡本典樹,塚田晃司(和歌山大)
災害が発生すると、既存の通信インフラが機能しなくなってしまう。本研究では光の色変化を利用した可視光通信に着目している。夜間において、光は大変目立ち発信源が確認しやすいという特徴を持つ。先行研究では、外乱によって起こる色変化の一瞬の「ブレ」にも反応してしまっていた。そこで、このブレと同様の特徴を持つ色変化を、送信する際に発生しないようにする。これにより、ブレと同様の特徴を持つ色変化を受信した場合に、誤認識と容易に判断し訂正することができるようになる。この方式により、発光間隔の変化に柔軟に対応しつつ外乱による一瞬の色変化の検出訂正ができる可視光通信を実現する。

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