2V-03
災害時におけるDTNをベースとしたマルチホップネットワークの実現
○北田真也,佐藤剛至,橋本浩二,柴田義孝(岩手県大)
災害時には被害や輻輳によって通信インフラの平時のように利用できないことが多く,被災者が所持するスマート端末の活用が困難である.近年ではストアアンドフォワード方式を用いたDelay / Disruption Tolerant Network (DTN)が災害時の通信インフラの代替手段として期待されている.そこで本研究ではDTNをベースとしたマルチホップネットワークシステムで災害時のデータ通信を実現する.本システムではDTNによる通信を介して,バケツリレー式に災害情報の転送を行なう.また,スマート端末のセンサーから相対速度を求め,ノードの移動によって発生するリンク切断を考慮する.

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