2U-09
災害時におけるUAVを構成要素とする情報通信方法に関する研究
○田中紀史(岩手県大),内田法彦(福岡工大),橋本浩二,柴田義孝(岩手県大)
日本では地震や台風などに代表される災害が多く発生する. その際に通信設備が破壊され, 孤立地域が発生することで情報の交換が出来ない地域が多数発生する. 特に, 災害初期の段階では避難所情報などが被災者にとって重要となる. 近年, マルチコプターは急速に発展を始めている. また, メッシュネットワークも発展を続けている. 本論文では, 緊急時に迅速にネットワークを構築するシステムを提案する. それにより, 災害直後に必要な情報を被災者間や災害本部との間で交換し支援を行う. システムではマルチコプターと小型コンピュータを組み合わせる. 更に, 複数のノードを飛行させることでUAVネットワークシステムを構築する.

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